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よくあるご質問

皆さまよりよくお問い合わせいただく内容を「QA方式」でお答えしております。

精神科について

「精神科」と「神経科」は、まとめて「精神神経科」と呼ぶこともあるくらいで、両者に大きな違いはありません。いずれも心の不調や病気を診察・治療する診療科だといえます。「心療内科」は本来、心理的な要因の影響が大きいと考えられる身体的疾病(胃潰瘍や高血圧症など)を扱う診療科ですが、当院では身体症状だけでなくストレス疾患全般についても扱っています。なお、「神経内科」は心の不調や病気を治療する診療科ではなく、中枢神経から末梢神経、筋肉にいたる神経系の障害(パーキンソン病など)を扱うところです。
初診の患者さまには、まず時間をかけてじっくりと訴えをお聞きして、診察・診断を行います。必要に応じて、採血やCTスキャン、MRIといった身体面の検査を行うこともありますし、心理検査を行うこともあります。その上で、症状に応じた適切な治療法(生活指導や投薬、カウンセリング、心理教育、各種プログラムなど)が処方・指示されます。しばらく服薬が続くこともありますが、症状の変化・軽減をみながら処方量が調節されます
症状・疾患用語解説集をご参照ください。

外来について

「心の不調によって、自分(あるいは周囲の方々)の生活になんらかの支障が出てきたとき」には、専門施設への相談をお考えください。よく寝られない日が続いている、イライラして仕事に集中できない、気分が落ち込んで何をやる気にもなれない、外に出るのが恐くて引きこもってしまう、等々……。自分だけで悩みを抱え込んでしまうと回復が遅れたり、一層重篤な状態へと陥ってしまう可能性があります。
原則としてお電話でご予約のうえ、ご来院ください。ご予約いただいている場合、初診の待ち時間はほとんどありません(長くても30分以内です)。その際、かならず保険証をご持参ください。他の病院やクリニックを受診中の方は、紹介状をご持参ください。詳しくは、外来の手続きをご参照ください。
当院の駐車場をご利用いただけます。ただし入院される際は、お車を駐車したままのご入院はお断りしています。
精神科、内科ともに女性医師が在籍しています。女性医師の診察をご希望の際は、そのようにお伝えいただければ可能な限り対応いたします。
ご家族のみの相談にも応じています。当院の地域連携室の精神保健福祉士がご相談をお受けいたします(費用は無料)。ただし、ご本人が不在の場合、医師による診察および薬の処方はできませんので、ご了承ください。
近年のお薬は安全性が高く、効果も確立していますので、主治医の処方を守って服用している限り過大なご心配は不要です。ただ、どうしてもお薬に抵抗がある場合や、妊娠されていて慎重な服薬が要される場合には、そのご希望を優先して診察いたします。臨床心理士によるカウンセリングをおすすめする場合もあります。

入院について

ご自宅ではどうしても十分な休養がとれないときや、自傷(自分自身を傷つける)・他傷(他者を傷つける)のおそれがあるときには、入院という選択肢もお考えいただく必要があります。一時的に病状が重くなったときに、休息目的で短期入院していただく場合もあります。基本的には、患者さまのご希望と主治医の判断とによって、入院するかどうかを決定します。
精神科というと「牢屋のような病室に閉じ込められる」といった誤った先入観をお持ちの方もおられるようですが、患者さまの人権がきちんと守られている現在、そのような状況は一切ございません。病棟には自由に使える公衆電話が設置されていますし、面会や外出・外泊も可能です。ただし、治療していくうえで電話や面会、外出・外泊が悪影響をおよぼすと判断される場合には、これらの一部を制限させていただくことがあります。その際は、なぜ制限が必要なのかについて、主治医が明確な説明を行います。
症状によって異なる部分はありますが、原則としては、まずはゆっくりと休養していただきながら、担当医による診察・治療が開始されます。その後、看護師による生活支援、精神保健福祉士による福祉相談、臨床心理士によるカウンセリング、薬剤師による薬剤指導、管理栄養士による栄養指導なども必要に応じて実施していきます。入院の後半には社会復帰(退院)に向けて、作業療法や各種勉強会に参加していただく場合もあります。病棟によっては、疾患に応じた治療プログラム(クリニカルパス)を導入しています。
病棟によって多少の違いはありますが、おおむね次の通りです(詳しくは入院時に説明させていただきます)。
入院に必要な物 持ち込みをお断りしている物
日用品
歯ブラシ、歯磨き粉、石鹸、シャンプ−、洗面器、ヘヤ−ブラシ、タオル、バスタオル、お箸、箸箱、コップ(プラスチック製)、電気シェーバー、洗濯洗剤(液体の柔軟仕上げ剤は不可)、生理用品、テレホンカードなど

衣類
パジャマ、下着、ショ−ツ類、上着(Tシャツ、トレ−ナ−など軽装の物)、ズボンなど

履物
スリッパ・運動靴等の履きなれたもの(散歩に使用)。ヒールのあるもの、モ−ド履き等で音の響くものはご遠慮下さい。
危険物
刃物、カミソリ、缶切り、マッチ、ライタ−、針、ハサミ、ハイタ−、除光液など

貴重品
多額の現金、宝石、預金通帳、印鑑、キャッシュカード、運転免許証、外国人登録証など

携帯電話
携帯電話のお持込み・ご使用はお断りしています。院内に公衆電話を設置しています。

嗜好品
酒類、ガム、タバコ

薬品類
薬品・薬物・薬剤等
(他科のお薬につきましては、詰所にお渡し下さい)

食べ物
腐りやすい食品等は、面会時間に食べられる量でお願いします。食中毒の発生時期には、生ものの持ち込みをご遠慮いただくことがあります。

お薬について

大別すると、抗不安薬(過剰な不安を軽減してリラックスさせる)、睡眠薬(十分な眠りがとれるようにする)、抗うつ薬(うつ状態を改善する)、抗精神病薬(幻覚や妄想などの症状を取り除く)といったお薬があります。その他、認知症(痴呆)の進行を遅らせる薬や、アルコール依存症のための抗酒薬などもあります。
いずれのお薬も、バランスを崩した一部の神経細胞の働きを調整するだけで、性格そのものを変化させるような作用はありません。過剰な不安や抑うつを軽減することによって「生活の質」を向上させるためのお薬とお考えください。依存症については、抗うつ薬、抗精神病薬には依存性はありません。抗不安薬、睡眠薬の一部には弱い依存性が認められるものもありますが、医師の処方を守って服用していればまず心配はありません。
精神科のお薬だけでなく、どんな診療科のお薬にも、市販薬にも必ず副作用はあります。主作用と副作用は表裏一体で、なんらかの効き目がある薬には副作用もつきものです(風邪薬にもビタミン剤にも副作用はあります)。精神科のお薬によく見られる副作用としては、抗不安薬では眠気が、抗うつ薬では抗コリン性の副作用(口が渇く、便秘など)が、抗精神病薬では錐体外路性の副作用(四肢がムズムズする、不随意運動など)が現れやすいことが確認されています。しかし近年、これらの副作用が出にくい優れた新薬が続々と登場しており、お薬による治療はさらに導入しやすくなっています。

治療費について

保険診療での初診の場合、ケースによって違いはありますが、診察費の自己負担額は3割負担で2,000円〜3,000円程度です(ただし検査等の種類によっては金額が大きく変わることがあります)。
なお、お薬については院外処方扱いになります。
治療内容や入院期間、入院される病棟によって経費は異なりますが、3割負担の場合、1ヶ月あたりの自己負担額はおおよそ15万円〜20万円強です(ただし治療内容によっては金額が大きく変わることがあります。一定額以上の入院治療費がかかった場合に、一定額を超えた分の入院治療費が払い戻される公的制度もあります)。
また下記のような項目をご利用の場合には、追加料金がかかります(項目は一例です)
項目 一日あたりの料金
特別室室料(有料個室など) 540円〜16,200円
貴重品ロッカー 54円
冷蔵ロッカー 108円
病衣リース料(介護療養型医療施設むつみを除く) 540円
私物ボックス利用料 54円
通常の健康保険の適用以外にも、市町村の医療費助成制度がありますし、外来通院については自立支援医療(精神通院医療)制度、入院については高額医療費払い戻し制度など、患者さまの自己負担を軽減するためのさまざまな公的制度があります。詳細については、当院の地域連携室までご相談下さい。

その他のご質問

その旨をおっしゃっていただければ、外来・入院にかかわらず、患者さまの合意なしに当院からご連絡することはありません(未成年者の場合を除く)。ただし、生命の危険があるなど緊急を要する場合には、こちらからご家族に連絡させていただく場合があります。
医師: 患者さまの診察と治療にあたります。お薬の処方や入退院の決定などの判断は医師が行います。
看護師: 医師のもとで診療上の補助(看護業務)をおこないます。健康面・生活面の相談にも乗っています。
介護福祉士: 心身の状況に応じた専門的な介護を行います。
看護補助者: おもに入院中、患者さまの身の回りのことや清掃などの業務を行います。
薬剤師: 薬剤の専門家として、お薬の調剤や処方のチェックをしたり、お薬についての患者さまからの相談に乗ったりします。
精神保健福祉士: 患者さまやそのご家族への各種相談(受診相談、社会資源の利用など)に乗っています。
介護支援専門員
(ケアマネージャー):
居宅介護支援事業者や介護保険施設において介護サービス計画(ケアプラン)を作成します。
作業療法士: 作業療法(さまざまな生活活動を通じてのリハビリテーション)を行います。社会生活上の相談にも乗っています。
臨床心理士: おもに心理テストや心理カウンセリングを行います。
理学療法士: 機能訓練・歩行訓練などの運動療法や、マッサージなどの物理療法によって運動障害の改善をはかります。