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復職体験記ライブラリ

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社会復帰にあたってのコツ

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>「うつ」なんか怖くない

BUC通所を終えて

通所期間:2016年6月21日~2017年3月31日


BUCに約9ヶ月通所させて頂きました。主治医、スタッフ、メンバーの皆さまに大変お世話になり、厚く御礼申し上げます。
私は適応障害のため2015年12月15日から休職し、自宅療養を経て2016年5月に職場復帰のための産業医面接を受けましたが、職場復帰不可との判定でした。
その際リワーク施設に通うことが職場復帰の条件になりましたので、産業医からBUCを紹介して頂き通所することになりました。


このような経緯であったため、通所開始した頃から秋頃まで、私は「仕方ないから嫌々通う」といった感じでした。嫌々でも始めたものを途中で投げ出して辞めるということが自分にとって許せないことだったので、意地で通っていたと思います。この頃の私は、とりあえず早くBUCを卒業して復職しようと考えていました。


BUCのプログラムも自分にとって役立つものに思えず、否定的だったですし、メンバーと交流なんて別にしたくないと思っていました。この頃はスタッフやメンバー(私より先にBUCを卒業されたメンバー含む)の皆さまに大変失礼なことをしてしまいました。
私は自分が病気であるのを認めていなかったということもあり、課題図書を読み進むにつれて、自分の症状等がピッタリと本に書かれていたことで、余計に不安になり気分や体調を悪くしていました。


しかしそんな自分に対して、根気よく接して頂いたスタッフやメンバーの皆さまがいてくれたことと、自分がスッキリ納得できる課題図書に出会えたことが私を救ってくれたように思います。
それからはBUCのプログラムが私にとって、どのような意味があるのか理解でき、しっかりと受講できたと思います。


これからBUCに入所される人の中には、私のようにBUCのプログラムに否定的な人も自分が病気であることを認められない人もいるだろうと思います。
そういった人にアドバイスするなら「とりあえずBUCに通って素直にプログラムを受けてみよう」と私はアドバイスします。きっと自分がスッキリ納得できるものに出会えると思います。


私が抱える不安や葛藤はBUCに通所して全て解決したわけではありません。解決しなかったことの方が多いです。
ただ私は、それらとどのように自分が向き合っていけば良いのかを見つけることができました。それを忘れず職場復帰して再スタートしようと思っています。ありがとうございました。


BUCに約9ヶ月通所させて頂きました。主治医、スタッフ、メンバーの皆さまに大変お世話になり、厚く御礼申し上げます。

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